それもまたよし!

思いつくまま 気の向くまま のんきに綴ります

“人間の尊厳”について考えてみました

 

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自分に自信を持つために思いついた言葉、それは “人間の尊厳” です。

もっと簡単に言うと “人をバカにしてはいけない” と言い換えることができるでしょうか。

そう “なぜ人をバカにしてはいけないのか…?” ということについて書いてみます。

 

相手をバカにするとまではいかなくとも、下に見るということは誰にでもあることです。自分のことは棚にあげ、つい批判してしまいます。

ある部分では、逆に自分より優れたところがあるかもしれません。

しかし、他人の長所なんてなかなか見えないもの、いや見たくないのが本音でしょう。

その人の “人間的価値” “本質” を見抜くのは難しいということです。

 

さらに悪いことには、人を見下した態度は相手に必ず伝わってしまうということです。

相手が自尊心の高いまともな人なら「あぁ なんて器の小さい人なんだろう…」と逆にバカにされてしまいます。

極めてシンプルな話です。

人を見下す人は、人からバカにされるような人間だということです。

 

例えば、失敗した部下や仕事のできない同僚に対して一時的に見下すことはあるでしょう。だからといってその人が無価値だとは言い切れません。

自分も同じような失敗をすることがあるかもしれないし、苦手なことはあります。

そう、どんな人でも自分と同じように価値のある人間なのです。

それを踏まえて誠実な態度で接することが大切です。

自分より優れた人や目上の人を尊敬するのは普通のこと、簡単です。しかしその逆はやっぱり難しい。

自分より劣った者、立場が下の人を自分と同じくらい大切で価値のある人間だと思うことができるのか…?

挑戦してみる価値はあります。

 

周りの人をリスペクトする人、そう心がけている人は、まわりまわって必ずみんなからリスペクトされる存在になります。

“人間の尊厳”なんて難しい題名から書き始めたけれど、本質はとてもシンプルなことでした。

“人をバカにしてはいけません。

人をバカにする人こそ、まわりの人からバカにされます” 

 ということです。

 

こんなこと考えてたら、自分に自信が無いとかあるとか…そんなこと忘れてしまってました。

自信が無いから人を見下そうとする…ということでしょう。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

あなたの人生がすばらしいものになりますように🍀

 

 

 

 

 

『セドナ・メソッド』恐るべし!

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今回は本の紹介です。その名も

(新版)『人生を変える一番シンプルな方法 ― セドナ・メソッド — 』

   ヘイル・ドゥオスキン著  

   安藤 理=監修  乾 真由美=訳

 

セドナ・メソッド」とは…?

 

セドナとは、アリゾナ州セドナのこと。

創始者レスター・レビンソンが、1970年代後半にこの地で始めたことからそう呼ばれるようになりました。

別名「手放しの法則」とも言われています。

失望や不幸、誤解が生み出される原因のひとつは、制限された考えや感情を持ち続けることです。

セドナ・メソッドは、それらの感情を解放し、私たちの魂がすでに直感的に知っていることを思い出させてくれます。

自由と幸せは今すぐ手に入れることができるのです。 

簡単でわかりやすいエクササイズがあります。

  1. ペンか鉛筆、落としても壊れないものを用意します。それを強く握りしめます。長い間握りしめているうちに、どれほど力をこめているかを意識しないで持っていられるようになるでしょう。
  2. 次に、手を開いて手のひらの上で転がしてみます。握りしめていた手を解くと、ペンはもう手にくっついていません。自由に動くはずです。
  3. さあ、手に持っているものを手放しましょう。どうなりましたか?手放したものは、床へと落ちたことでしょう。難しかったですか?もちろん簡単でしたね。

ペンはあなたの考えや感情を、握った手はあなたの意識を表しています。

 

セドナ・メソッドはとてもシンプルです。

著者のヘイル・ドゥオスキンも「効果的で使いやすい道具はシンプルであることが多い」と言っています。 

また、人によるでしょうが効果がすぐに感じられます。

私の場合は3日目で実感しました。

詳細はこうです。

時間に追われる日常業務の中でクレームが発生し、関係各所に何度も電話し対応しなければならない状況になりました。

精神的にもかなりきつい状態でしたが、その中でもメソッドは実践していました。

メソッドの手順自体は、ほんの数十秒くらいのものです。思い出すたびに頭のなかで繰り返すというやり方です。

 その日の夕方、ふと感じました。

「あれ? なんかいい気分…」

クレームは別に解決していないし、目の前の業務には追われている。なのになんでこんないい気分なんだ?

気分がよくても悪くても、やらなければならないことや仕事は、当然やらなければならない。だったらいい気分でやったほうがいいに決まっています。

この時改めて、手放してもいい感情や嫌な気分をいつも無意識のうちに握りしめていたんだなと感じました。

 

著書には、解放を続けることによって"自由”と"不動心”を思い出し、"直観”を取り戻すことができると書かれていますが、解放を始めて約1カ月半、私自身"直観”を感じる場面もいくつかありました。

見つかりそうにないものが見つかったり、ここにあればいいのに…と思うとそれが現れたり。それらは直観的にそうなると感じたことでした。

こんなのは偶然と言われればそれまでですが、私にとって最大の効果がもうひとつありました!

その前に解放の基本手順を紹介します。

 

解放の基本手順

  1. 感じ方をよりよく変えたいと思っている事柄を思い浮かべ、この瞬間の感情が どんなものであってもそのまま感じてみます
  2. 「この感情を認めることはできますか?」  この質問は重要です。ほとんどの人は、今この瞬間にどう感じているかに気づかず、過去と未来についての思考やイメージにとらわれ、現実的でない物語の中に生きています。
  3. 「この感情を手放せますか?」  「はい」「いいえ」どちらの答えもオーケーです。深く考えず、できるだけ直観でこたえましょう。
  4. 「(この感情を)手放しますか?」   感情が正当であるか、長い間持っているものか、あるいは正しいかどうかは関係ありません。
  5. 「いつ」    これは「今」手放そうという誘いです。もちろん「今」と答えられなくてもかまいません。
  6. これまでのステップを、その感情がなくなったと感じるまで繰り返します。

 

たったこれだけです。

場合によっては、基本手順1と2で感情に注目したときに、その感情を手放したことに気づくことがあります。

 

書籍ではさらに、"九つの感情の状態” や "抵抗の解放”、"根本的欲求の解放” について書かれていますが、まずはこの基本手順だけでも充分な効果が得られます。

難しく生真面目に考える必要はありません。

例えばこんな感じ…

「あ~なんか嫌な気分になってるな~ 」

「このイライラした気分、手放せる? ー はい 」

「じゃあ 手放す? ー いやムリ! 」 

「いつ? 今? ー ん~はい! 」 と言ってもすぐ消えるわけないから、またすぐ

「モヤモヤしてんなぁ~。この気分手放す? ― はい!」

「いつ? 今すぐ? はい!」 これを繰り返します。

コツは頭の中で議論しないこと。

答えが「はい」でも「いいえ」でも「今はムリ」でもなんでもいい。

繰り返してる途中で中断しても全く構いません。気がついた時にやればいいだけです。

自分が感じてる感情や気分を、客観的に認識することが開放につながるのです。 

 

セドナ・メソッドを始めてから、確かにイライラしたり腹立ったりすることが減りました。

今までは例えば「イライラする!腹立つ!」で終わっていたところが、一応「嫌な気分は手放す」と決めて、時々感情の解放を行うことにより、少なくとも嫌な気分ではなく、「今すぐ手放しますか?どう?」というところにいるようになったのです。

ペンのエクササイズで言えば、常に手のひらでペンを転がしている状態です。

だから「くそっ!」っと反射的に考えることがあっても、逆に「うわっ 久しぶりにこんなこと考えた!」と思えるくらいになりました。

 

 

そして最後になりましたが、私にとって最大の効果とは⁈

 

偏頭痛が発症しなくなった‼ ことです。

 

正直、これはセドナ・メソッドとは関係ないかもしれません。

しかし、長年偏頭痛に悩まされてきた者には夢のようなことなんです!

片頭痛日記をつけてるから間違いないですが、この2~3年は最低でも月に2回は発症しています。さらにここ1年くらいは症状が重く薬も効かないため、痛みの山を越すまで何もできないという状態でした。

それが、セドナ・メソッドを始めた日をはさんで

2カ月半まったく発症していません!

推測ですが、ストレスや不安、イライラなどが脳の細胞や血管に悪影響を及ぼし、それが何かのきっかけで、例えば二日酔いなどにより偏頭痛を引き起こしていたのでしょう。

最近は二日酔いでも、頭痛はまったく起こりません!

何の根拠もありませんが、あまりに感動したので最後に書かせてもらいました。

 

このセドナ・メソッドを続けたからといって、不安やネガティブな感情が完全に無くなるわけではありません。しかし、少しでも感情をうまくコントロールできるようになって、さらに体も健康になる(偏頭痛も発症しにくくなる)のなら、実践し続ける価値はあります。

だまされたと思って、ぜひ試してみてください。その効果に驚くはずです!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

あなたの人生がすばらしいものでありますように。

 

“とらわれのない状態” とは

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目標を達成するためには、逆に意識せずリラックスした方がうまくいく場合があるという。
そう  “とらわれのない状態” になることである。
そんな “とらわれのない状態” とは…

毎年恒例の会社の健康診断でのこと。
久しぶりに会った先輩Aさんが言った。
A「ちゃんと(検便!)持ってきてんの? 自分、まじめやなぁ〜。俺、持ってきたことないで。」
私「え?ハハハ。(いや、普通持ってくるやろ⁈  毎年のことやし…!)」
受付の人に問診票を問われて、
A「そんなん、もらってへんよ。」
私「…(いや!そんなわけない!一ヶ月前には検便キットと一緒に渡されてるはず!)」

彼はその場で問診票に記入し、普通に診断を受けていた。
その時は「なんて人なんだ⁈」と驚いたが、後になって「ちゃんと持って来るのが当たり前だろ‼︎」と反応することが、自分の頭が凝り固まってるのかも…なんて思ってしまった。

そりゃ、検便やった方がいいに決まってるが、もしやらなくても大した問題じゃない。
大きな病気がそれで見つかるかどうかなんて、運みたいなもの。
ちゃんと健診してても病気にはなるし、手遅れかどうかも運だ。
「早く見つかってよかった!」
「あの時、ちゃんと健康診断しておけば…」
どちらも結果論でしかない。
気にしない人は、やっばりどこまでいっても気にならないだろう。
気になるなら、気の済むようにやるしかない。だからって自分の思い通りの結果になるとは限らない。
ということは、やっぱり気にしない方がいいということか。

そのAさん、別に不真面目な人ではない。
確かに、おおらかな性格ではあるが、支店の責任者をしてたこともあるし、毎年市民マラソンに子供と一緒に出たり、会社の行事にもよく顔を出している。
いつ見ても、どこか飄々としていて、あまり細かいことは気にしない性格みたいだ。
まさしく、“小さいことにとらわれない心” の持ち主なのは間違いない。

“目標を達成する” ということから、かなり離てしまった?(苦笑)

“とらわれのない状態” とは “執着しない” ということ。
さらに言えば、“目標を達成できるかどうかまったく気にしていない状態”

確かにAさんのようであれば、“目標” 自体が気にならないだろう。
やりたいように楽しく過ごす…

しかし!実はそうじゃなかった!
違う事業所だから忘れてたが、
Aさんは営業成績も常に支店トップクラス!
社内では “A(名前)マジック!” といわれていたんだ!
なぜなら、とても “やり手” の営業マンには見えないからだ!

残念ながら、今の自分にはこれを解明するほどの考察力はない。
ただ言えるのは、
本当の“とらわれのない状態” になれば、目標を達成してもしなくても、達成した時と同じくらい幸せな気分でいられるだろう
ということだ。
飄々としていられるということだ。

人間って本当に奥が深いなぁと思う。

最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたの人生がすばらしいものでありますように🍀




ブレない自分でいるための “ インナーセルフ ”

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ブレない自分でいるためには“インナーセルフ”を自分の中に作り上げ、それと会話すること

久しぶりに弟といろいろな話をしていたら、こんなフレーズが出てきた。

“インナーセルフ”とは、絶対的に信頼できるもうひとりの自分のことだそうだ。

ある選択を迫られた時、迷いが生じた時、インナーセルフにアドバイスしてもらうということらしい。

またそれは、はっきり自分にダメ出しできる人格でないといけない。

世間の常識や慣習に流されることなくはっきり答えてくれる…そんな存在でなければならない。

そのためには、常にそのインナーセルフにエネルギーを注がなければならない。

たとえば本や映画で見つけた「これだ!」と思える言葉や格言などを、インナーセルフに蓄積していく必要がある。

“使えるエピソード”なんかでもいい。

その時彼が話してくれたエピソード。

昔、ある偉い人が手に持っていた高価な壺を落としそうになり、かなりあわててしまった。その時その人は考えた。たとえ高価だとはいえ、こんな壺ごときに動揺してしまった自分は、なんて情けない人間なんだ!? だったらこんな物、割ってしまえ!! と自らたたき割ったという話。

これは執着を手放すということだが、ちょっと滑稽で笑えるエピソードである。

こういうものを自分の中に蓄積することによりインナーセルフをより信頼できるものに育てていくのである。

これはあくまでもイメージ。

結局は自分自身を高めていってることになるのだが、楽しみながらやっているところが彼らしいのである。

時々インナーセルフに叱咤激励してもらい、「おい!こら!しっかりせい!」と頭をたたいてもらうそうだ。

 

そんな弟、どういう人物かというと、20年以上昔私が自己啓発にハマりだした頃の話。

「成功するため、どうの…こうの…。」とある本の内容を話そうとしたところ、「そもそも成功する必要あるの?」と言われドキッとしたことがあった。自分が「小さ!」と感じて恥ずかしい気持ちになったことを覚えている。

 

その頃から彼はインナーセルフを育ててきたんだろう。

本人にしかわからない苦しみや試行錯誤があったに違いないが、自分のスタイルを貫いているのはすごいことだ。考え方にしてもファッションにしても…。

性格のせいもあるだろう。私と違っておおらかだ…それもかなり…。

それでも見習うべきところ、尊敬できるところはやっぱり多い。

私の数少ないメンターの一人だといえる。

 

今回は、弟自慢になってしまいまいた。

最後までお読みいただきありがとうございます。

あなたの人生がすばらしいものでありますように。

 

不安を克服するには…

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春は始まりの季節です。

新社会人や新入生など、期待と不安が溢れる時期でもあります。
こういう時の感情は、どちらかといえばいい刺激になるものです。
しかし、普段の生活で感じる“不安”というものはどうでしょうか?
 
まず原因がはっきりわかっている時は、対処法を考えればいいこと。
会社によってはよく書かされる“業務改善報告書”と同じ。「原因と対策… 原因と対策… 」呪文のように唱えながら書いたものです。
 
漠然とした不安の場合はどうでしょうか?
 
不安な感情というものは誰にでもおこるもの。
ではなぜ苦しいのか?何とかしたい…と思うのはなぜか?
 
それは、不安を無くそう不安な気持ちはよくないものだと考えるからです。
ここではっきりさせること、それは
不安になることと、不安な気持ちが苦しいと思うことは全く別のものということです。
別に不安なままでもいいのです。
人は、大なり小なりいろいろな悩みや問題を抱えているものです。
それでもほとんどの人はそれなりに生活しています。
夢に向かって進んでいる者、おだやかに幸せを感じている者、愛する人がいる、楽しい趣味がある…  そう、不安なままでもみんな幸せに楽しく過ごしています。
 
悩んでしまうのは、生真面目なせい、完璧主義、向上心が高いから…
どちらにしろ、深刻に考えなくても大丈夫そうです。なぜなら
ありのままでいい  からです。
 
“完璧主義” …というけれど、本当は人生はそのままありのままで “カンペキ” だということです。
つい苦しいから、悩んでしまうから、何とかならないのか…何とかしないと…と考えてしまいますが、答えはすでに出ています。
 
何もしなくていいんだ。
不安なままでもいいんだ。
 
不安を感じて苦しくなっても、それがありのままの自分。
克服する必要なんてないんです。
変えなければならない自分なんていないんです。
全てはそのままでいいんです。
 
おまけ
“完璧主義” という言葉の新しい解釈!
人生はそのままで “完璧”
   考えることにする“主義” ってのはどう?
 
最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたの人生がすばらしいものでありますように。
 

人生で覚えておくべき、たったひとつのこと

それは、人はそれぞれ感じ方考え方が違う
ということ。

誰もが自分は正しいと思っています。
だから自分と違う意見の人と出会った時、動揺したり批判したくなったりするものです。
特に自己肯定感の低い人は、相手を批判し自分より下に見ることによって、承認欲求を満たそうとします。

そういう自分も人のことは言えません。
人と比較して劣等感を抱いた時、「あいつのこんなとこ、ダメじゃないか…」なんて考えたりします。
もともと気に入らない奴だったりはするんだけど、その時の感情はやっぱりいいものではありません。
自分は自分、ひと(他人)はひと。と思えたらいいのですが…。

持って生まれた性格、生い立ち、環境や立場によって感じ方考え方はが違って当然です。
“あうん”の呼吸を大事にするこの国だからこそ、なおさら価値観の違いに過剰に反応してしまうのかもしれません。

批判するのは簡単です。
違うと分かった瞬間に「何だ、このやろう!」と反応すればいいだけ。

しかし、批判しないのは難しい。
すぐに反応しないためには、まず心の安定が必要です。
忙しかったりイライラしてたら何に対してもムカつきます。
先入観も過剰反応に拍車をかけるでしょう。
嫌いなやつに気にしてる事言われたら「なに〜⁈」と思います。
経験値も必要です。
いろいろな人や価値観に接する事によって客観的に考えることができます。
経験値を上げることによって先入観も少なくなるでしょう。

要は、正しいか正しくないかの判断をしないことです。先ほど書いたように、環境や立場によって考え方は変わります。価値基準も違ってくるかもしれません。
違いを理解して、冷静にその時のベストな判断
をすればそれでいいのです。


実は、他人の言動にいちばんグラグラしてるのは私自身なのかもしれませんね(笑)
文章もグラグラしてるなぁ〜
気にしない気にしない(笑)
“人と違って当たり前!”

これからも、おもしろおかしく生きていきます!

最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたの人生がすばらしいものでありますように。

“人生の極意”とは…

最近とても感動した映画がある。

そして、人生について考えさせられた。

監督・脚本  リチャード・カーティス

『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』

主人公の青年が自身が持つ特殊能力“タイムトラベル”を使い、人生を幸せへと導いていく物語。

恋愛のためにタイムトラベルを繰り返すというラブコメディではあるが、次第にいろいろな事に気づき、人生に対する態度、秘訣を発見していくのである。

これを観た後、世界が違って見えた気がした。

nonkini.hatenadiary.jp

 

この映画から感じた人生の極意、あまり詳しく書くとネタバレになってしまうのでいちばんシンプルな言い方をしてみると、それは

“機嫌よく生きる” ということ。

何気ない日常でも、ただ機嫌よく過ごすだけで愛おしい時間になっていく。

人とのふれ合いにも喜べるし、美しいものにも気づく。不機嫌でいると見えないものが、クリアーに感じられるようになる。

とは言っても、機嫌よくいることはなかなか難しいもの。

 

そこで、いい本がある!

『上機嫌の作法』 齋藤 孝 

 その中から

“ 私もそうでしたが、不機嫌は癖になります。なぜか。やり始めると結構快感なのです。他の人が気を遣ってくれるし、相手の不機嫌に対しても不機嫌で対抗すれば何も怖くないような気がしてしまう。さらにいえば、頭が働いてない状態でもごまかせる。不機嫌は、甘い罠のようなものです。 しかし、不機嫌は力にはなりません。自分には快感でも、他人は気持ちよくない、社会を不活性化する「不作法」なのです。 ”

 

 確かに、不機嫌でいると何か難しいこと考えてるみたいで、賢そうに見えるかも(笑)

子供のように無邪気に、そして上機嫌でいるほうが、人生をより楽しめるのは間違いない。

だから“子供は人生の達人”とも言われるのだ。

 

ちなみに、監督のリチャード・カーティスローワン・アトキンソンと親友であり『Mr.ビーン』の生みの親なのだ。そんなところから、彼も子供のように“人生をおもしろがる達人”であることがわかる。

 

まとめ

人生の極意とは…とてもシンプル。

無邪気に 

機嫌よく過ごすこと!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

あなたの人生がすばらしいものでありますように。