この世界はパラドックス(逆説)に満ちあふれている。
真実だと思っていたこと、正しいと考えていたことが、実は間違っていた…なんてよくあること。
単なる思い違いではなく、ある考えに執着しているから真実が見えなくなっている、ということもあるのだ。
例えば、周りから尊敬されている人は、本人は「尊敬されたい!」なんて全く思ってなかったり…、人をバカにする言動をとる人は周りからバカにされていたり…、手に入らないものほど無性に欲しくなったり…、可愛さあまって憎さ百倍なんてことも…。
全て同じレベルで考えることはできないが、実は逆も正しかった!ってこともよくあるのだ。
「逆もまた然り(しかり)」である。
だから、人生を楽しむためには、逆の視点というものを持っておいた方がいい。
そこから、心の余裕が生まれる。遊び心が生まれる。心が楽になる。新しい発想も生まれるかもしれない。少なくとも心が壊れることはなくなる。
「同じことばっかり考えてるなぁ…」 「考えるのしんどいなぁ…苦しいな…」
と気づいたときに思い出してほしい
「逆もまた然り!」
いったん離れて、反対側からながめてみたら…?
本当に苦しいときはそんな余裕無いって…?
だから普段から練習しておくのだ。
にっちもさっちもいかなくなってからではなく、常に逆に考えてみたら?と遊ぶのだ。
ある意見や考えに、いい意味で「でも…」と反論してみるのだ。心の中だけでいい。
もし、ネガティブな感情だったりしたら、「あ~いやだ!いやだ!」と充分味わって、
「はあぁ~~!」と思いっきりため息をついて、「は~ まあ、でも…ナントカカントカ…」
と反対の目線になってみること。少しづつでいい、少しづつクセをつけるのだ。
心が壊れないために、人生を思う存分楽しむために、何があっても幸せな気分で生きるために…
あまのじゃくで行こう!
最後までお読みいただきありがとうございました(^J^)