本ブログ「それもまたよし!」を始めて、一年が経ちました。
今まで読んでくださった方々、本当にありがとうございます。
そして、これからもどうぞよろしくお願いします。
今回は、題名「それもまたよし!」の由来について書いてみます。
大した話じゃないですが…。
二十代の頃バイト先で、いつものように友人と無駄話をしていた時のことです。
その時私は、何か腹の立つことがあったらしく、愚痴をこぼしていました。
だんだん熱くなってきた私に、その友人が言ったのがこの言葉でした。
いつも冗談やギャグばかり言ってるヤツだったので、 ただの思いつきで言ったのでしょう。
熱く語ってる私に、変な顔(悟ったお坊さん?)で「それもまたよし!」と…。
思わず吹き出してしまいました。
たぶん誰かへの不満を言っていたのだと思いますが、全部吹き飛んでしまいました。
あまりのタイミングの良さとおもしろさにその後忘れられず、
気がつけば私のお気に入りワードになっていました。
ね、やっぱり大した話じゃないでしょう(笑)。
自称 “格言コレクター(?)” の私から見れば、
こんな風に小さな “お宝” はいくらでも転がっています。
実は昨年、妻の祖母が100歳で亡くなったのですが、
彼女の口癖が「負けて勝つ」でした。
先に亡くなっていた夫は、頑固な公務員。その夫を支え、子供達を育て、
激動の昭和を生き抜いてきた彼女だからこそ言える深い言葉です。
ここで言葉の意味を解説するなんて野暮な話です。
各々が自分なりに納得すればいいのです。
たとえ短い言葉であっても、聞いた者の心に響けば、それこそが本物の格言です。
そう、格言は誰が言ったか…偉人や成功者が言ったから…ではなく、心に響いたかどうかが大事なのです。
そういう意味では、言葉との出会いも一期一会です。
その時、そのタイミングで聞いたから、一生忘れられなくなった…
誰にでもあるかもしれません。
もう一度、
重要なのは、「誰が言ったかではなく、心に響いたかどうか」です。
そういう心構えで、みなさんも “お宝” を探してみましょう!(笑)
最後までお読み頂きありがとうございます。
人生何があっても、それもまたよし!