それもまたよし!

思いつくまま 気の向くまま のんきに綴ります

「誰が言ったかではなく、心に響いたかどうか」

f:id:nonkini:20170105235931j:image

本ブログ「それもまたよし!」を始めて、一年が経ちました。
今まで読んでくださった方々、本当にありがとうございます。
そして、これからもどうぞよろしくお願いします。

 

今回は、題名「それもまたよし!」の由来について書いてみます。
大した話じゃないですが…。

二十代の頃バイト先で、いつものように友人と無駄話をしていた時のことです。
その時私は、何か腹の立つことがあったらしく、愚痴をこぼしていました。
だんだん熱くなってきた私に、その友人が言ったのがこの言葉でした。
いつも冗談やギャグばかり言ってるヤツだったので、 ただの思いつきで言ったのでしょう。
熱く語ってる私に、変な顔(悟ったお坊さん?)で「それもまたよし!」と…。
思わず吹き出してしまいました。
たぶん誰かへの不満を言っていたのだと思いますが、全部吹き飛んでしまいました。
あまりのタイミングの良さとおもしろさにその後忘れられず、
気がつけば私のお気に入りワードになっていました。

ね、やっぱり大した話じゃないでしょう(笑)。

 

自称 “格言コレクター(?)” の私から見れば、
こんな風に小さな “お宝” はいくらでも転がっています。

 

実は昨年、妻の祖母が100歳で亡くなったのですが、

彼女の口癖が「負けて勝つ」でした。
先に亡くなっていた夫は、頑固な公務員。その夫を支え、子供達を育て、
激動の昭和を生き抜いてきた彼女だからこそ言える深い言葉です。
ここで言葉の意味を解説するなんて野暮な話です。
各々が自分なりに納得すればいいのです。

たとえ短い言葉であっても、聞いた者の心に響けば、それこそが本物の格言です。
そう、格言は誰が言ったか…偉人や成功者が言ったから…ではなく、心に響いたかどうかが大事なのです。 
そういう意味では、言葉との出会いも一期一会です。
その時、そのタイミングで聞いたから、一生忘れられなくなった… 
誰にでもあるかもしれません。

もう一度、
重要なのは、「誰が言ったかではなく、心に響いたかどうか」です。
そういう心構えで、みなさんも “お宝” を探してみましょう!(笑)

最後までお読み頂きありがとうございます。
人生何があっても、それもまたよし!

“ない”を、すべて“ある”へ!

f:id:nonkini:20161219004509j:image

時間がない、お金がない、才能がない… 
“ない”と思えば確かにないように見えます。
でも逆に、“ある”と思えばあるように見えてきます。

実は、誰もが世界を自分の見たい様に見ているのです。

「人生はつらいもの」思っている人には世界はそう見えるし、
「人生、楽しい!」って人には、やっぱり目の前に楽しいことが広がるのです。
 
これってすごく単純なことです。
もっと言うなら、気分次第で世の中の見え方は簡単に変わります。

ということは、幸せな気分になるのってものすごく簡単なことだと思いませんか?

楽観主義とか悲観主義とか… そんな難しい話じゃないです。

ただ、“ない”と思えば“ないように”見え、
“ある”と思えば“あるように”見える
それだけのことです。

例えば、仕事が多すぎてパニックになりそうな時、時間に追われている時など、
「時間がない」から「ある」へシフトしてみたら?

落ち着いてまわりが見れる
優先順位を考え処理できる
あわてないのでミスを犯しにくい
いい気分でいられる

実際にはこれで時間が伸びるわけではないし、100パーセントできるわけではありません。
でも、それでいいんです。
あわてて、とりかえしのつかない失敗をするよりよっぽどマシです。

人生で大切なことはとてもシンプル。
いい気分でいることです。

いい気分でいると、いい考えが浮かびます。
できないことも、できるようになるかもしれません。
また、できなくても気にならないでしょう。
ずっと、幸せな気分でいられるということです。

根拠なんて全くなくていいんです。
一度、“ない”をすべて“ある”と考えてみては?
少しでも気分が落ち着いたらしめたもの。
どんどん気分良くなりましょう!

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

あなたの人生が素晴らしいものになりますように🍀

「人には優しく、自分にはもっと優しく」

 これは、あるバイク雑誌のライターさんの言葉です。
20代の頃からの私の座右の銘です。
 
「人には優しく、自分には厳しく」はよく聞きますが、人に優しい人は本当は自分にも優しいのです。
自分を許容しているから、認めているから、人にも優しくなれるのです。
実際のところ、自分に厳しい人は人にも厳しいものです。
 
“厳しい” というのは寛容でないということ。
寛容でないとは、人のことを認めない許さないということ。
それは執着であり、“とらわれのない心” から程遠いものです。

“自分に厳しい” なんて、いい言葉のように聞こえますが、実際は単に自分の好きなようにしているだけ。
厳しいのが好き、苦しんでる自分が好き、ただそれだけです。

「厳しくならないといけない…」なんて、ゆめゆめ思わないことです。
人に対してそれは、価値観の押しつけでしかありません。自分勝手なだけです。
だから、他人からの “厳しさ” なんて無視すればいいのです。

昔、引っ越し業者のローカルCMがありました。
幼稚園児の女の子が言います。

「きりんさんが好きです。でも、ぞうさんのほうが もっと 好きです。」


この女の子のようにかわいく言ってみましょう。
「人には優しく、自分には もーっと 優しく。」

 

今の世の中、これくらいで調度いい!

最後までお読み頂きありがとうございます🍀

f:id:nonkini:20161210125427j:image

 

“いいひと”なんてやめたら?

f:id:nonkini:20161127224232j:image

あなたはまわりから “いいひと” だなんて言われていませんか?

温厚で物静か、頼りがいがある… 
それはすごくいいことですが、言いたいこと言わずに、やりたいことやらずに我慢してないですか? しんどくないですか?
自分に素直に生きてますか?
人の目ばかり気にしてませんか?

もし、心のどこかで「こんなはずじゃ… 」と考えていたり、違和感を感じて苦しくなっているのなら、
もう “いいひと”  なんてやめてみたら?

もっとわがままになってみたら?
自分勝手に振る舞ってみたら?

「いやいや、そんなことできない!」
「そんなことしたら大変なことになる!」
とまじめなあなたは思うでしょう。
今までのように我慢してたら、しんどいけど安全です。
このままなら、この先も予想がつきます。

いや予想がつくと思い込んでるだけです。

あなたは “いいひと” になって我慢して、しんどくなることに麻痺しているのかもしれません。

快感すら覚えているかもしれません。

「そんなことは無い!私だって好きなように生きたい!!」

だったら、心のスイッチを入れ替えるのは、今です!

「何か大きな出来事や、納得させるようなキッカケが必要だ。」
なんて思っていませんか?

そんなもの何も必要ないです。
自分がそう決めればいいだけです。
自分で、

「いいひとなんか やーめた!」
と、宣言すればいいだけです。

 

ここで人生の秘密をひとつ言いましょう。

本当は、みんな自分のやりたいことをやっているのです。幸せな人も、そうでない人も。
全ての行動は、自分自身の意志で決断しています。

そして、幸せに生きている人は、実は

 “好きなことしか” やっていません!
それに対して幸せに生きていない人は、やりたくないことを嫌々やっているのです。
そして、憂鬱になることを選んでいるのです。

だから、もう

「やりたくないことは、やらない!」と決めるのです。

「やっておいたほうがいいこと」
「やらなければいけないと思っていること」
「世間が言うから、常識だから」
そういうものでも、「自分がやりたくない」と思うことは、極力やめていきましょう。

やらなくても、大したことにはなりません。 

  “大丈夫” です。

「大丈夫じゃない!」「無責任だ!」と言ってくる人、怒ってくる人は
自分が困るから言ってくるのです。

別に、わざわざ悪いことをするというわけではありません。
「嫌なことは、やらない。」と心に決めて、堂々としていればいいのです。

“いいひと”やめる宣言をしたからって、急にまわりが変わるわけではありません。
それは心の中のフィーリングの問題です。

今まで苦しかったことが「別にやってもやらなくてもいいんだ!」と思うだけで、気持ちが楽になります。

“いいひと” なんて “どうでもいいひと” と同じ。
それくらい意味のない他人からの評価だということです。

“いいひと” なんてやめて、自分に素直に生きましょう。自分の人生です!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたの人生がすばらしいものになりますように🍀

 

人生で大事な二つの言葉とは?

f:id:nonkini:20161121110746j:image

極めてシンプルで、それでいて効果のある言葉って何だろう…?
って考えた時、真っ先に浮かんだ言葉…

それは “ありがとう” です。

実はこれは、私の妻がよく口にする言葉なのです。

結婚して一緒に生活するようになって驚いたことは、妻が本当によく“ありがとう”って言うことでした。
それは徹底していて、子供達にもしっかり“ありがとう”が言えるようにしつけていました。
正直、家族に対してまで“ありがとう”なんてあまり言い慣れていなかった私にはすごく新鮮でした。
今では、まるであいさつのように自然に言えるようになっています。

そのおかげかどうか分かりませんが、反抗期にいろいろあった長男も今は成人して落ち着き、「ほんと感謝してる!」とよく言ってくれます。
いろいろな人に助けられながらもしっかり自分の道を歩いていて、親としては一安心です。


小林正観さんの「ありがとうの神様」は有名な著書ですが、確かに“ありがとう”にはすごいパワーがありそうです。

言われたほうは気持ちいいし、言うほうもこれは心が落ち着いていないと出ない言葉です。
怒りながら「ありがとう」は言えません。
怒りを溶かす力があるのかも知れません。

あいさつと同じように、家族でも言うようになれば、家の外に出てもしっかり言えるはずです。
家族以外の相手なら気も使うし、ありがとうって言いやすいでしょう。
また、利害や立場が上の人に対してなら、一生懸命言うかも知れません。
でもそうじゃなく、上下に関係なく言うことに秘訣があるのです。
信頼関係を作るのに、こんなにシンプルで効果的な方法は他にはありません。

まずは家族で“ありがとう”を言う習慣を作りましょう。子供にはちゃんと言わせましょう。

この“ありがとう”は基本的には自分以外の人に向かって言う言葉です。
では自分自身に対しては?

 

それは “大丈夫” です。

昔から心配性の私は、これを心の中で唱えて何とか生きてきました。
と言うのは少々大げさですが…(笑)

誰でも不安や恐怖を感じることはあります。
しかし、無意識にですが大丈夫と感じて生きてきたはずです。
だから、しっかり意識するのです。
自分に対して言うのです。

個人的には、昔の特撮番組『仮面の忍者赤影』の中で子役の青影が
「だいじょーぶ!」と言う決めポーズ、それをいつも思い出してます。
(古すぎ…? 今では志村けんかな… それももう古い?)

過去の失敗… でも大丈夫
未来への不安… でも大丈夫
今目の前の出来事が想定外であっても… 大丈夫、何とかなる。
もうあかん!という時もあったが、今まで何とかなってきた。
今ここにいる。だから大丈夫

水が高い所から低い所へ流れるように、自然になるべき形になっていくものです。
どんなことが起こっても、なった結果が正しいのです。
じたばたせずに、「大丈夫!」って自分に言ってあげましょう。

“ありがとう” 
を口ぐせに、そして心の中では 
“大丈夫、大丈夫”
そう唱えていれば、何があっても… まあ大丈夫でしょう。


最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたの人生がすばらしいものになりますように🍀

 

100%なんて目指さなくていい!もっと大切なこと…!

f:id:nonkini:20161114235858j:image

100%!100点!パーフェクト!
なんて魅惑的な言葉でしょう。
達成感を味わいたくて、誰もが目標にしたことがあるでしょう。
しかしそのために、カリカリイライラして不機嫌を振りまいていませんか?
しかめっ面になっていませんか?

不機嫌は伝染します。まるでウィルスのように。
職場で不機嫌な同僚の言動に
「なんだこいつ!」
と腹が立ちました。
その気分のまま、後輩のミスを発見。
「何やってんだ!バカ!」
思わず怒鳴りつけてしまうかも知れません。
「いきなり何だよ!」
そう思った後輩は、デートで彼女に愚痴ばかり… 。

 

人生において大切なこと…それは “愛嬌” です。
「女は愛嬌、男も愛嬌」
と、かの松下幸之助さんも言っていたそうです。
愛嬌とは、相手に媚びることではありません。
一言で言えば、機嫌よくいるということです。
不機嫌にならないということです。
さらに言えば、人生をおもしろがることです。

ただニコニコしているだけでもいいのです。
いやニコニコしてなくても、心の中が穏やかで上機嫌でいればいいのです。

そのためには、完璧を求めないこと。
それは、自分にも他人にも、この世の中全てに対して。
みんな頭では分かっています。完璧なんてないこと、絶対はありえないことを。
でも、求めてしまうし、求められてしまうのです。

そうそう、唯一100%を目指してもよいことがありました。
それは、
「人生は完璧ではないが、それが完璧な姿だ!」
と、心の底から100%思えるようになることです。

何が起こっても、それは完璧な人生なのです。
もともと、人生はそのままで100%完璧なんです。
だから、そのままでいいんです。
そのままで上機嫌になればいいんです。
「あー楽しいな!楽しいな!」
と思って過ごせばいいのです。
何の根拠が無くても、「楽しい!」とつぶやいてみる。
そして、ちょっと口角を上げてみると、絶対に楽しくなってきます。
これも、唯一絶対なことです。


昔、小学校の給食で、嫌いなおかずが出てきました。
友達と遊び半分に、「おいしい!おいしい!」
と、笑いながらガツガツ食べてみました。
気がつけば、完食!
そして、とにかく楽しかった!

そんなもんです。
 
機嫌よくなるのは、簡単です。
「楽しいな!楽しいな!」と思うことにする!
と決めるだけです。

あー今日も楽しいなぁ~☆

 

最後までお読み頂きありがとうがざいます。
あなたの人生がすばらしいものになりますように🍀

“型”にはまって身動きがとれなくなっていないか?

f:id:nonkini:20161111211309j:image

その昔、私はバイク乗りでした。
20代から30代にかけて、休日のたびにツーリングに行き、北海道から九州まで日本中を走りました。
バイク便をしていたこともあるほど、バイク三昧の日々でした。
そんな中で私が唯一守っていたジンクスがあります。
そのジンクスとは、“必ず右手からグローブをはめる” ということです。
それは絶対!でした。
財布から小銭を出すとか、何かの拍子で右手のグローブをはずしてしまった時でも、必ず左手もはずし右手からはめ直していました。
いつからそう思うようになったのか定かではないのですが、それは事故を起こさないための自分にとっての儀式になっていました。
おかげで、バイクに乗っていた約20年間無事故です。おまけに走行中の転倒も一度も無し、当然怪我も無しです。

たまたま偶然と言われればそうかも知れません。迷信みたいなものですが、安心自信集中力を保てたのは事実です。

 

バイクに乗らなくなって約8年、今は怖くて乗れませんけど(苦笑)

 

普段私たちは、様々なルーティーンに従っって生活しています。

よく口にする「〜べき」や「〜ねば」もそういうのひとつです。

「常識だから」「そう教えられてきたから」と何の疑いもなしにそれらを受け入れて生きています。

でももし、それが自分を苦しめているのなら…。

 「何事も全力で取り組むべき」

「夢を持つべき」

「目標を達成せねば…」

「友人は多く持つべき」

「社会人として…べき  …ねば」

いくらでも浮かんできます。

正しいこともありますが、中には大した意味も根拠もないものもあります。

 

自分が納得していない「〜べき、〜ねば」は百害あって一利無し!

さっさと手放しましょう。

逆に、自分が気持ちいいと素直に思えるものは、たとえ根拠がなくてもすごいパワーを発揮してくれます。

 

まずは小さなことから。

気に入らない決まり、ルーティーン、やめてしまいましょう!

自分自身にも言い聞かせてます。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。
あなたの人生がすばらしいものになりますように🍀