それもまたよし!

思いつくまま 気の向くまま のんきに綴ります

「子は親を映す鏡」

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「子どもが勉強しない」

子を持つ親のよくある悩みです。

 

最近、ある塾経営者が書かれた記事を読みました。 

いろいろいいことが書いてありました。

やる気は強制された言葉からは出てこない

親が言うなら「勉強しなさい」はダメ

「やるべきことをやりなさい(道徳的倫理的に)」

人としてあるべき行いは、親から言われても受け入れやすい 

そうは言っても、なかなか積極的に勉強するようにはなりません。

そこで、二つの方法を提案していました。

  • 「子ども手帳」ー やるべきことを書いて終えたら赤ペンで消す
  • やるたび「ポイント」ー モチベーションを引き出すために「ポイント化」 結果ではなくプロセスに着目 幼稚園で毎日もらったシールと同じ

確実に効果があり、これまでデメリットは報告されていないそうです。

 

確かにいい方法だなと思いました。

しかし!

私が思うに、これは親がやることではありません。

短期間で成果を出さないといけない塾の講師なら、こういうやり方もありでしょう。

でも親は違います。最終目標は、子どもを自立させることです。

新しい水族館、オープンまでにアシカに餌で芸を覚えさせる… ようなこととは違うのです。

 

学校の成績はいいにこしたことはありません。

しかし、テクニックで子どもを操ろうとする、そういう精神が怖いのです。

子どもに与える影響が怖いのです。

結局、それは成果主義です。そこに人間の尊厳を守るという精神はありません。

単なる親の自己満足、自分勝手な行動です。

子どもも別の人格を持っています。なのに、自分の思い通りにできると考えている

…そういう親に育てられた人間が他人をリスペクトするようになるでしょうか。

 

いくつになっても、子どものことは心配です。それは間違いない。

あれこれ考え、いろいろ口出ししたくなります。

でも、そこはぐっと堪えること。ドンと構えること。堂々とすること。

あたふたしないこと。親の不安定は子どもに移ります。

信じましょう。大丈夫できる!と信じてあげましょう。見守ってあげましょう。

 

どういう人間になってほしいか…。

小細工して操ろうとするのではなく、まず親自身がそういう人間になりましょう。

勉強する子にしたいなら、自分が勉強している姿を見せましょう。

心優しい子にしたいなら、自分がまわりに優しくしましょう。

みんなから好かれる子にしたいなら、自分がまわりの人に感謝し好きになりましょう。悪口を言わないようにしましょう。

「子は親を映す鏡」と言います。

見えている形・姿は、やっぱり自分自身なのかもしれません。

 

偉そうなこと書きましたが、私の場合はほったらかし過ぎで妻によく怒られています(笑)

もっとちゃんと見守ります(>_<)

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

思い通りにならなくても… それもまたよし!