その昔、私はバイク乗りでした。
20代から30代にかけて、休日のたびにツーリングに行き、北海道から九州まで日本中を走りました。
バイク便をしていたこともあるほど、バイク三昧の日々でした。
そんな中で私が唯一守っていたジンクスがあります。
そのジンクスとは、“必ず右手からグローブをはめる” ということです。
それは絶対!でした。
財布から小銭を出すとか、何かの拍子で右手のグローブをはずしてしまった時でも、必ず左手もはずし右手からはめ直していました。
いつからそう思うようになったのか定かではないのですが、それは事故を起こさないための自分にとっての儀式になっていました。
おかげで、バイクに乗っていた約20年間無事故です。おまけに走行中の転倒も一度も無し、当然怪我も無しです。
たまたま偶然と言われればそうかも知れません。迷信みたいなものですが、安心と自信と集中力を保てたのは事実です。
バイクに乗らなくなって約8年、今は怖くて乗れませんけど(苦笑)
普段私たちは、様々なルーティーンや型に従っって生活しています。
よく口にする「〜べき」や「〜ねば」もそういう型のひとつです。
「常識だから」「そう教えられてきたから」と何の疑いもなしにそれらを受け入れて生きています。
でももし、それが自分を苦しめているのなら…。
「何事も全力で取り組むべき」
「夢を持つべき」
「目標を達成せねば…」
「友人は多く持つべき」
「社会人として…べき …ねば」
いくらでも浮かんできます。
正しいこともありますが、中には大した意味も根拠もないものもあります。
自分が納得していない「〜べき、〜ねば」は百害あって一利無し!
さっさと手放しましょう。
逆に、自分が気持ちいいと素直に思えるものは、たとえ根拠がなくてもすごいパワーを発揮してくれます。
まずは小さなことから。
気に入らない決まり、ルーティーン、やめてしまいましょう!
自分自身にも言い聞かせてます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
あなたの人生がすばらしいものになりますように🍀