自分の感情や行動をコントロールするのは、実はすごく簡単なことなんです。
その方法とは、 ”思い込み” の力をうまく利用することです。
私自身のエピソードを紹介します。
かつての私は、セブンスターを一日2箱吸うほどのヘビースモーカーでした。
それが7年前、禁断症状に苦しむこともなくきっぱりとやめることができたのです。
その頃私は、妻に「もうタバコやめたよ!」と言いながら、一年くらい隠れて吸っていました。
それがひょんなことから(コンビニレシートを見られてしまい!)バレてしまいました。
ウソをついていたことにかなりキレられ
「本当にやめる気あるの?!」と責められ、結局「お小遣い、タバコ代8000円減らす!」ということになりました。
かなり昔に「禁煙セラピー」で成功していた妻に逆らうことはできません。
その時思いました。
「あかん!もう無理!金銭的に不可能!」
その時の気持ちは、「やめる!」というより「あきらめた…もうタバコのことは考えない。」
そんな感じでした。
それから何日かして、気がつけば全くタバコを吸っていなかったのです!
まるで “スイッチ” が切り替わったように!
別の言い方をすれば「タバコのことを忘れてしまった」ような感じです。
正直、頭の中をタバコのことがよぎることもありましたが、「吸いたい!」という気持ちでは全くなかったのです。
「そういえばタバコ吸ってないよな…」って程度ですぐに気持ちが切り替わるのです。
だから、禁断症状なんて全く無く、もともと吸ってなかった人のように何とも思わなくなったのです。
その時までは当然ですが、何度も禁煙に失敗していました。
「これで終わり!」と最後の一本を消しても、しばらくして灰皿の中のシケモクを吸ってみたり、
「今度こそ本当にやめる!」と、まだ残っているタバコの箱を公園のゴミ箱に捨てても、後で戻ってきてゴミ箱を漁ったり…(本当カッコ悪い!)
家族で出かけても、「どこかでこっそり吸えないかなぁ… 吸いたいなぁ…」なんて考えていました。
今思い出しても、本当に情けない話です。
それなのに、全く何の苦しみも無くやめられてしまったのです。
自分の生活から「タバコは無いもの」と頭の中で本当にスイッチが切り替わったのです。
これが“思い込み”の力です。
自己暗示と同じことかも知れませんが、自分の意志ではなく気がつけば思い込んでしまってるところがミソです。
強い意志で「やめる!」と思ったわけではないのです。
強い意志より“思い込み”のほうが、実はすごいパワーを持っているということです。
いろいろな“思い込み”は、そう簡単に変えることはできないでしょう。
しかし、うまく切り替えることができれば、それは
“魔法のスイッチ”になります。
今回は極めて個人的な内容でした。
誰にでも参考になるというものではないですが、“超ヘビースモーカーが、全く禁断症状なく禁煙に成功した!”
のはウソのようなホントの話です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
あなたの人生がすばらしいものになりますように🍀