「ちゃんと考えて行動しなさい。」
「理論立てて話しなさい。」
「理由は? 根拠は? 」
「思いつきで行動してはいけません!」
私たちは、そう教えられてきました。
論理的に考えるように教えられてきました。
確かに支離滅裂なことを言っていたら、人からは信用されません。
人間として最低限の社会ルールを守り、生活していかなければなりません。
コミュニケーションをとるための語彙力や思考力はやはり必要です。
しかし、論理的思考ですべてのことが解決できるかといえば、必ずしもそうではありません。
予想外の出来事は必ず何処かで起こります。
この世に、絶対はありません。
もっと言えば、考えても解らない!ということもあります。
いくら考えても答えが出ないってこともあるでしょう。
それでも、「いや、俺はいつも論理的に行動している。」
それはそれでいいでしょう。
しかし、人には得手不得手があります。
論理的に考えるのが苦手な人もいます。
私もどちらかと言えば、そっちです(笑)
論理的に考えて行動出来る人は、そうじゃない人よりそこそこの結果を得ることが出来るでしょう。世間一般の「成功」というものを手に入れる確率も高いかもしれせん。
では、論理的に考えられない人はダメなのか!?
決してそんなことはありません!
論理的に考えても、うまくいかないことはあります。
確率が高いなんて言っても、本当のところ結果は誰にも分からないのです。
論理的に考えて行動しても、感覚的に行動しても、結果は大して変わりません。
「そんな気がする」のも、確率が高いからそう感じるのです。
「人生の答」を出すのに方程式はありません。
逆に、瞬間的に感じる直感のほうが正しい答を出してくれるかもしれません。
なぜ論理的に考えようとするのか?
それは前にも書いたように、「安心したい」という本能があるからでしょう。
「論理的に出した答なら大丈夫」「誰に聞いても大丈夫」って思いたいからでしょう。
他人に聞かなくても大丈夫です。
「なんとなく…」でも大丈夫!
説明できないけどそう思う。なんとなくそう感じる。
それでも大丈夫!と思うために必要なこと…
それは、心構えです。
心をオープンにして、偏見なく物事を観ること。
それによって、あらゆる情報が入りやすくなり、気づきも起こりやすくなります。
素直な気持ちを大切にしましょう。
また、経験を重ねることによって、自分の勘に自信が持てるようになります。
そして、どんな結果になっても「それもまたよし!」と開き直ること。
後悔しない!と覚悟を決めましょう。
慣れも必要です。どんどん直感で行動しましょう。大丈夫です!
ここまで書いてきて、最後に何なんですが…
理由や根拠は、後からいくらでもつけられます。
「なんとなく…」が正しいと思うのは、
やっぱり、なんとなくそう感じるからです(笑)
こんなオチですいませんm(_ _)m
子どもの頃、怒られました。
「なんで、こんなことしたの!?」
その時言うのはいつも
「なんでも~!」
(これって関西ローカル?)
直感で決めましょう!失敗しても、それもまたよし!
最後までお読み頂きありがとうございます(^_^)